2026年8月7日、KDDIが楽天モバイルへのローミング提供を9月末で終了すると発表しました。楽天モバイルの契約数がちょうど1075万回線(前年比178万回線増)に達したと報じられた直後のタイミングでの発表で、「電波、大丈夫なの?」と気になった方もいるかもしれません。ただ、発表内容を整理してみると、都市部はすでに自社エリアの整備が進んでおり、郊外はローミングそのものが継続する見通しで、実際の影響は限定的と言えそうです。乗り換えを検討している方向けに、内容を整理しました。
_Photo by Jonas Leupe / Unsplash_
KDDIローミングって何?なぜ終了するの?
「ローミング」とは、自社の基地局が届かないエリアで、他社の通信網を借りて電波を届ける仕組みのことです。楽天モバイルは自社基地局のエリア展開が進む一方で、これまで届きにくかった場所をKDDIの通信網に接続することで補ってきました。
この仕組みが動き出したのは楽天モバイルのサービス開始からで、KDDI側は「7年間にわたって楽天モバイルの人口カバー率を補完してきた」と説明しています。2026年8月7日、KDDIの松田浩路社長が2026年度第1四半期の決算説明会で、このローミング提供を基本的に9月末で終了する方針を明らかにしました。
終了の理由について松田社長は、「想定外のエリアからの通信がKDDIのネットワークに来ていた」ことを課題として挙げ、自社サービスの利用者にネットワークリソースを優先的に配分する判断だったと述べています。KDDI側としては「ローミングは本来の目的を果たした」という位置づけのようです。
都市部と郊外で対応が違う?変更点を整理
今回の発表で気になるのは、「全部いきなり止まるのか」という点です。報道されている内容を整理すると、対応はエリアによって分かれています。
| エリア | 状況 |
|---|---|
| 都市部 | 2026年9月末でKDDIローミングを終了 |
| 郊外(ルーラル地域) | 一部継続(楽天モバイルが自ら基地局整備を進める前提) |
楽天モバイルの三木谷浩史会長は、自身のX(旧Twitter)で「ユーザーに迷惑をかけないことが最重要」と発言し、郊外エリアでのローミング継続をあえて強調しています。都市部については自社基地局のエリア整備がすでに進んでいることが、この判断の背景にあるとみられます。
実際、楽天モバイルは自社エリアの強化を着々と進めています。報道によれば、山手線については年内に沿線の5G化を全駅で完了させる計画があり、東京メトロでもMIMO(複数アンテナによる通信の高速化技術)の導入が進められています。都市部の混雑エリアほど、自社基地局への切り替えが優先されている印象です。
一方で、郊外や山間部など「これまでローミングでカバーしていたエリア」については、報道の通りローミングそのものが継続する前提になっています。つまり、都市部は自社エリアの整備で、郊外はローミング継続で、それぞれカバーされる形です。今回の発表だけを見て「電波が使えなくなるかもしれない」と過度に心配する必要は薄そうだ、というのが報道内容から読み取れる実態です。
乗り換えを検討するなら、今がちょうどいいタイミング
「乗り換えようと思っていたけど、この発表を見て不安になった」という方もいるかもしれません。ですが整理してみると、都市部は自社エリアの整備が進み、郊外はローミングが継続する見通しなので、今回の発表を理由に乗り換えを見送る必要は大きくなさそうです。むしろ、契約数が1075万回線まで伸びている今のタイミングで、一度検討してみる価値はあります。
楽天モバイルは公式サイトでエリアマップを公開しています。自宅、勤務先、よく行く場所など、生活圏に対応エリアが含まれているかどうかは、契約前にこのマップで確認しておくと安心です。すでに契約している方も、9月末が近づくにつれてエリア情報が更新される可能性があるため、時々チェックしておくとよさそうです。
料金プランは以下の通りです(2026年8月13日時点、Rakuten最強プラン公式ページで確認)。内容が変更されることもあるため、契約前には必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
| データ利用量 | 通常料金(1人で使う) | 最強家族割(家族と一緒に使う) |
|---|---|---|
| 3GBまで | 980円(税込1,078円) | 880円(税込968円) |
| 20GBまで | 1,980円(税込2,178円) | 1,880円(税込2,068円) |
| ギガ無制限 | 2,980円(税込3,278円) | 2,880円(税込3,168円) |
最強家族割は1回線あたり110円引きになる仕組みです。
乗り換え前に確認しておきたい3つのポイント
- エリアマップで自分の生活圏を確認する: 都市部はすでに自社エリアの整備が進み、郊外はローミングが継続する見通しですが、細かな対応状況は人によって異なります。公式サイトのエリアマップで一次情報を確認しておくと、より安心して申し込めます。
- Rakuten Linkを通話用として活用する: 楽天モバイルはRakuten Linkアプリを使うことで国内通話がかけ放題になります。通話面もあわせてカバーできるのは、乗り換え後の安心材料になります。
- 料金プランを公式サイトで確認する: 前述の通り、Rakuten最強プランは3GBまで税込1,078円から利用できます(2026年8月13日時点)。最新の内容は契約前に公式サイトで確認しましょう。
KDDIローミングの終了は、楽天モバイルが自社ネットワークで自立していく過程の一つとも言えます。都市部は自社エリア整備で、郊外はローミング継続でカバーされる見通しのため、今回の発表を理由に乗り換えを迷う必要は大きくなさそうです。
最後に、まだ楽天モバイルをご利用していない方に朗報です。
従業員紹介を使って申し込むと、通常よりお得なポイントがもらえます。
- MNP乗り換えの場合:14,000ポイント付与
- 新規契約等の場合:11,000ポイント付与
過去に楽天モバイルを利用していた方も対象です。

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ラーメンが好き。
楽天クリムゾンハウスに住んでいる。


